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特殊冷凍の可能性に迫る! 熊本の食フードテックセミナーを開催しました

「熊本の食」に関する発信、価値の向上を目指し「フードテック」分野に取り組んでいる「マルカケ」は、2023年11月25日、熊本県と共同でフードテックセミナーを開催しました。

「フードテック(FoodTech)」とは、「Food」と「Technology」を組み合わせた言葉で、AIやIoTといった最先端のテクノロジーを駆使し、これまでにない調理法を発見したり、新しい食品を開発したりすること。食に関する問題を解決し、食の可能性を広げる技術として世界中で注目されています。

熊本県では、UXプロジェクト( https://ux-project.jp/ )の一環として、「フードテック」分野の取り組みも行なっています。「マルカケ」は同プロジェクトに事業者登録しており、熊本県とともに「熊本フードテック」の推進を行なっています。

今回は、冷凍事業を推進する「マルカケ」のパートナー「デイブレイク株式会社」の代表取締役社長 CEO ・食品流通革命児 木下 昌之氏を講師に招き、「特殊冷凍」に特化したセミナーを開催。多種多様な分野から多くの方々にご参加いただきました。

革新的な特殊冷凍装置「アートロックフリーザー」の冷凍技術をはじめ、冷凍装置によるフードテック事例の具体的な内容に多くの参加者が興味深く聞き入り、質疑も多数みられました。

 

 

講演後は、「アートロックフリーザー」を導入した熊本の各社による特殊冷凍食品の試食会も実施。「マルカケ」も出展し、蒸しおにぎりと野菜ごろごろの豚汁などを提供させていただきました。

 

冷凍おにぎりは、蒸せばもっちもち。自然解凍でも美味しくいただけるので、未解凍おにぎりを食べ比べとしてお土産に。

 

各社の試食  【ふく成】鯛の刺身  【池田食品】タイピーエンほか惣菜     【柳川】うな丼

 

うな丼やおにぎり、豚汁、タイピーエン、刺身などがずらりと並びましたが、みなさん昼食代わりに全ての品をご試食いただいたようでした。

 

参加者の皆さんからは、各社が提供する試食を口にするたびに驚きの声が。素材をどのようにして加工するのか、販売方法、提供方法など、1時間では足りないほど活発な質問やディスカッションが繰り広げられました。

 

左から、マルカケ橋田、熊本県産業支援課 辻井氏、東海大学熊本キャンパス 木之内氏、デイブレイク株式会社 木下氏

また、 セミナー最後のコンテンツとして、デイブレイク株式会社の木下氏に加え、東海大学熊本キャンパス長 木之内 均氏、 熊本県産業支援課 課長 辻井 翔太氏を招き、マルカケ 橋田のファシリテーターのもと、「熊本フードテックの可能性」と題した特別セッションも実施。参加者同士の交流も生まれる、熱い場となりました。